こんにちは、バレーボールファンの皆さん!先日行われたネーションズリーグイラン対日本代表男子の国際試合で、なんとグリーンカードが提示されるシーンがありました。
試合終盤、相手チームのサーブが微妙なラインに落ちた際、日本代表選手が審判の判定に異議を唱えず、潔くフェアプレーを見せました。
この行動に対して審判がグリーンカードを提示し、会場は大きな拍手に包まれました。
今日は、そんなバレーボールの試合で審判が出す「カード」について、楽しくわかりやすく解説します。
これを知っておけば、試合観戦がもっとエキサイティングになること間違いなしですよ!
バレーボールで使われるカードの種類とは?
バレーボールでは、選手やコーチの行動を規制するために、いくつかの種類のカードが使われます。主に以下の4種類があります。
- イエローカード
- レッドカード
- イエローカードとレッドカードの同時提示
- グリーンカード
それぞれのカードが何を意味し、どのような場面で使われるのかを詳しく見ていきましょう!
イエローカード
まずは「イエローカード」から。このカードが出されると、選手やチームに警告が与えられます。試合中のマナー違反や軽度のルール違反があった場合に使用されます。
例えば、
- 選手が相手チームを挑発するような行動を取った時
- 遅延行為(サーブを遅らせる、時間を稼ぐなど)
このカードはあくまで「警告」なので、直ちにポイントやセットが失われるわけではありません。しかし、イエローカードが出されたことを意識して行動を改める必要があります。
レッドカード
次に「レッドカード」です。このカードが出されると、即座に相手チームにポイントが与えられます。イエローカードよりも重い違反行為に対して出されます。
例えば、
- 故意のネットタッチ
- 露骨な反則行為(相手を押したり、突き飛ばしたり)
レッドカードが出された場合、チーム全体に大きな影響を及ぼすため、選手は慎重な行動が求められます。
イエローカードとレッドカードの同時提示
次に紹介するのが、イエローカードとレッドカードの同時提示です。これが出されると、選手は即座に退場となります。特に悪質な行為やスポーツマンシップに反する行動に対して用いられます。
例えば、
- 相手選手や審判への暴言や暴力
- 重大な反則行為の繰り返し
退場となった選手はその試合に戻ることができず、チームは人数が減るため大きなハンディキャップを負うことになります。
グリーンカード
最後に紹介するのが「グリーンカード」です。このカードは、バレーボールではあまり一般的ではありませんが、一部のリーグや大会で導入されています。グリーンカードは、スポーツマンシップを称えるために使われます。
例えば、
- 審判の判定に対してフェアに対応した時(ワンタッチをごまかさず自己申告とか
- 相手選手に対してフェアプレーを見せた時
グリーンカードを受け取ることは名誉であり、選手やチームがフェアプレーを重んじる姿勢を示す重要なシグナルです。
試合中のポジティブな行動に対する評価として、観客もその選手やチームに対して一層の応援を送ることができるでしょう。
ネーションズリーグではグリーンカードの最多取得チームには賞金3万ドルが進呈されるそう。
バレーボール観戦がもっと楽しくなる!
カードの意味を知ることで、バレーボールの試合が一段と面白くなります。
審判がカードを出す瞬間は試合の流れを大きく左右する重要なシーンです。
次回の試合観戦では、ぜひカードにも注目してみてください!
バレーボールはそのスピード感と戦略が魅力のスポーツですが、こうした細かなルールや審判の判断にも目を向けると、さらに深く楽しむことができますよ。
それでは、次の試合も楽しんで観戦してくださいね!