相手チームの強烈スパイカーが、今まさにノーブロック状態で強打してくる!
そんなとき、あなたはどうしますか?
正直恐いですよね。動けず固まったり、もう避けたりしちゃうかもしれません。
どちらにせよ,絶体絶命。まず得点される可能性が高いシーンです。
でもあなたがちょっとだけ勇気を出して、あることを試したら…
“失点当たり前の場面”を“最高に盛り上がる場面”に変えることができるかもしれません。
※知っておいてほしい けれど、女性プレーヤーには…あまりオススメしません(汗)
今の時代にあえて“根性論”
スポーツに“根性”だなんて、今の時代に合いませんよね(笑)
なのであえて言いましょう。
技術力よりも…
“強打は根性でレシーブできます”
あなたの身体のなかで一番大切なところは?
突然ですが、あなたが一番大切におもう身体のパーツはどこでしょう?
というと、自信のある部位を思い浮かべそうなので、質問を変えて…
当たればケガしそうな硬いモノが飛んできました。
あなたはとっさに、どこをかばいますか?
頭だったり、顔だったりしませんか?
これはヒトの本能だそうで、大切な脳のある“頭”や、目や鼻,口などデリケートなパーツの多い“顔”を守るそうです。
このときの本能による反射速度はかなりのものです。
必死に動く手足。自分でも驚くくらいです。
ということは、顔に飛んでくるボールを、むざむざ顔に当ててしまう可能性はヒトとして低いってことです。
勘の鋭いあなたはすでにお気づきかもしれません。
自分の反射速度を信じて
さぁ、私の云わんとしていることはもうお分かりかもしれません。
“強打スパイクが自分の顔に当たるとこまで特攻”してください。
「んなバカなっ!」と思った方。やめときましょう。
女性でも男性でも“お顔”は大切です。無理する必要はないです。
それでも試してみたいって方。コツを教えます。
特攻レシーブのコツ
打たれるコースの予測
まずレシーブにおいて、一番大切な“打たれるコースの予測”は、ここでも同じです。
経験がものをいうというのもありますが、最後まで相手スパイカーの動きをよく見て、落下点を見出します
スパイカーはノーブロックのときは、強打したい気持ちがふくらむので、無理してシビアなコースを打ちません。
大チャンスなのに、アウトになるリスクは回避したいですから。
なので、スパイカーの向いてる方向に直に、そして結構あまいところ,コートの真ん中ネットよりとかにズドンときます。
そこにダッシュで向かいましょう!
いいですか?アンダーレシーブしにいくんじゃないですよ?
強打がくるであろうコースに、あなたの大切な“顔”を置きに行くんです。
そう!アンダーレシーブできる場所よりも2,3歩さらに前です。
…ひぃ,恐いー… ですよね。
手を組んではいけない
そこでもうひとつ大切なこと。
“手を組んではいけない”
アンダーに手を組んでしまうと、極限緊張状態ではこの手は絶対ほどけません。
組んだ手が固まって、あなたの大切なお顔を守ることができなくなってしまいます。
両手をフリーにしておいてください。
するとおそらくあなたの両手は、胸の前,アゴ下あたりに手の平を広げた状態でスタンバってることでしょう。
大切な“お顔”を守る
がんばって勇気を出してここまできました。
あとはあなたに向かってくる強打から、その大切なお顔を
“両の手のひらで守ってあげるだけ”です。
取り方のフォームとかどうでもいいです(笑)
ボールが手のひらに当たったらほとんど上にあがります。レシーブ成功です。
ちなみに顔にズドンと当たっても上にあがります(笑)
そういう方向に入ってますから。
ソフトバレーでも硬バレーでも一緒
ソフトバレーのボールは柔らかいから安心で…なんて、伝えたいところですが…
この特攻レシーブは硬バレーでも使えます。
一番反射速度がいい状態をつくるので、速くて硬いボールだろうが手のひらに当てて上げることができます。
さいごに
今回はいつもよりぶっ飛んだ手法だったかもしれません。
でも、ちょっとオモシロくないですか?(笑)
大切な顔を危険にさらすと、本能はそれをすばやく両手で守ろうとする
これを使って、強打をナイスレシーブしようという考え方(笑)
私、ノーブロックのときは必ず顔を置きに突っ込みます(笑)
意外かもしれませんが、これで顔に当てたことないです。
慣れてくるものでして、当たらないこと信じれるようになると、顔の前レシーブはさらに上手くなってきますよ!
でも自己責任でお願いしますね!
なので、最初に書きましたが女性にはあまりにも酷かなと。
そしてやっぱり女性のお顔って特別でしょう?大切にしてほしいですからね。