ジャンプ力向上〜技術編〜

ジャンプ力のつけ方、コツについて

ソフトバレーボールではジャンプすることは必須です。

大きなところではスパイクそしてブロックがありますね。

センターのネットを挟んで戦うといった性質上必要不可欠となる訳です。

冷静に考えてみますと、より飛べるに越したことはないスポーツが大半なんですね。

 

ここで、ジャンプ力を鍛えるには!と全面に筋力トレーニングを押し出すつもりはございません。

(身体能力の向上トレーニングについてはジャンプ力向上〜身体能力編〜参照)

 

「楽しい」が絶対的コンセプトですので、このサイトではガッツリ練習で身につける技術よりも、考え方とヒントで即実践しながら技術を身につけてもらえるように紹介していきたいからです。

 

(ソフバで何より優先すべきは?と自問自答したときに「筋力」と直感的に答えられた方はとことん鍛えるべきで、もちろんそれも応援します)

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それでは、筋トレをせずにジャンプ力を向上する考え方についてご説明します。

まずは、自己暗示にかかれ(かけろ)です。

テキトーなことを言っている訳ではなく、私の経験からも効果が高いのです。

 

ジャンプ力を感じる時について二つ挙げてみます。

 

ひとつは、ネットなり何かと比較した自分の最高到達点です。

 

もうひとつは、周りの人から言われる評価です。

 

最高到達点は絶対的結果ですが、人の評価は単なる見た目です。

暗示にかかるために重要なのは後者である、「単なる見た目」を利用することにあります。

『ジャンプ力あるね』とか『滞空力が長いね』とか言われたら絶対嬉しいですよね?鳥肌ものです。

そんなことを想像したら、人はどんどん飛びます(笑)

 

これが狙いなのですが、実際に飛べるようになるんです。自信を持って間違いなく。

 

では、具体的に人の目に良く魅せるコツを紹介します。

 

1.フォームの修正

いきなりセオリーで堅いこと言いますが、フォームが綺麗なだけで巧くも高くも見えます。

※スパイク助走とフォームについては基礎編のスパイク(アタック)でご紹介しています。

 

2.スパイク位置の範囲拡大

ネットから離れたボールを崩れず打ち切ります。俗に言うバックアタックを多用します。

バックアタックって下に叩きつけずにコートと水平に打ち出す分、打点は高くなります。(顔の前のミートポイントからオデコの上近辺まで打点を変えます)

 

バックアタックって身体能力よりも、ドライブ回転のかけ方の方が大切です。
離れたボールをバンバン打ったらジャンプ力高いイメージつきますよね。

 

3.滞空力長いフリ(簡単で効果高いです。私も多用します。)

スパイクを打ってから着地まで足を少し曲げます(大げさに柔らかく着地する準備)。

セオリーから言ったらスパイクの瞬間に両足を前に蹴りだして威力を上げる(キックバックと言います)べきですが、

ソフトバレーなのでそこを重要視せず、長く飛んでいますよアピールで自分に酔ってみます。(笑)

 

質量保存の法則では、同じ質量の物体が同じ高さから落ちたら、地面に到達する時間は一緒だそうです。

なので地面に着く足のタイミングを変えて少し粘るだけです。

 

不思議と自分でも飛んでる感が出て気持ちいいです。

 

4.音でアピール

踏み込んだ音を大きく、着地の音を小さくするだけです。

実はこれ、上記の1.〜3.のミックスなのですが、巧くできた時は、最高到達点もあがっているはずです。

イメージして欲しいのですが、

 

  1. ネットより離れ気味のトス(高いトス)が上がってきました。
  2. 急いで距離を取って、ブレないフォームで速度をあげて3歩助走開始
  3. 3歩目の踏み込みで思いっきり『ドンッ』(大きな音)と踏み込んで
  4. 空に伸び上がります。
  5. タイミングバッチリでボールをドライブスパイクします。
  6. 打ち抜いたボールを見ながら(ブロックされていないと仮定)、両膝が引き込まれる流れの中、時間もゆっくり流れています。
  7. そのまま着地しますが、まだ膝は折りたたまれる過程のクッションで、静かに、低い姿勢で『ソッ...』と着地が完成します。

この一連の流れを考えなくてもできるように自分のものにできれば、効率よくジャンプ力を向上させることができます。

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【さいごに】

これで、かなり高く長く飛んでいるように魅せることができます。

これを多用し続けたら、間違いなくジャンプ力のある人です。

ジャンプ力って、能力測定で測らないと本当のところは解らないんです。

でも、パッと見に打点の高い人、妙に長く飛んでいられる人って居ると思います。

身体能力がそれを叶えているのが大半かもしれませんが、技術力でも+αが可能なことをご理解頂ければ幸いです。

 

 

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